お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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誰かの困りごとを解決する

誰かの困りごとを解決する

2018年4月26日

こちらのブログでは、たった一人で始めた事業を認定NPOにし、企業や横浜市、神奈川県、内閣府からも表彰されて20年目を迎えた認定NPO法人あっとほーむ代表・小栗ショウコから起業のコツをご紹介します。

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こんにちは、小栗ショウコです。

 

皆さんは、日常の生活で何か困ったことがあったとき、どうしますか?

1 困ったな~と思うだけ

2 頼りになりそうな人の近くで困ったな~とつぶやいて解決してもらう

3 どうしたら困りごとがなくなるか考えるが、解決策が無い場合は諦める

 

私もあるある!このお腹の贅肉、どうにかならないかな~と思うだけ。つぶやいてみてヨガとか体操とか提案されても、そうじゃなくてさ~と思うだけの諦めの日々だもの。

日常生活ではこのくらいでいいけど、起業を志す人はこれだけではいけません。

だって、誰かの困りごとを解決することがビジネスになるからです!

 

 

 

現在の日本では、大体の困りごとには解決策もセットで考えられています。でもね、世の中にあるものから選んでいるだけなので、本当の意味で解決できないことが多いです。

例えば、共働きの家庭で子どもの預け先がない!と困っている方は数多くいます。だから保育園に入るという解決策を考えます。でも、運よく保育園に入れたと思ってほっとしても、シフト勤務や残業がある場合、保育園だけでは足りません!あれれ?子どもの預け先がない=保育園に入る!では解決できていないのです。それはね、子どもの預け先がない!という困りごとは、人によって理由が違うからです。平日9時から15時まで近所の職場で働く人の「子どもの預け先がない」と、夜勤のある看護師さんの「子どもの預け先がない」とは違うということです。

 

だからね、子どもの預け先がなくて困っているから保育園に入りたい、でも待機児童が多いから保育園を作る!じゃなくて、子どもの預け先がなくて困っているその理由をじっくり聞いて、そこからいろんな解決策を考えて、その人にぴったり合う方法を提供する。それがこの人の困りごとを解消するビジネスになります。

 

 

あっとほーむはその典型的な事例です。

シフト勤務や残業がある人にとって、平日昼間は保育園に入れたとしても、保育園以外の時間をどうすればいいかすごくすごくすごーく困るんです。近くにおじいちゃんおばあちゃんがいれば保育園に迎えに行ってもらい、お風呂に入れてご飯も食べさせてもらえる。仕事が遅くなる時だけでもそんな風に助けてもらったら、時間的にも気持ち的にもすごくラクになります。私がその立場だったら、おじいちゃんおばあちゃんよりも自分の姉にその役割をしてもらい、姉の子どもと一緒に過ごしてもらうのが理想です。だから私は働くママたちの姉妹のように、または近所のお姉さんのようにこの活動をしようと思ったのです。

 

 

誰かの困りごとを解決する方法は1つじゃない。あなただったら誰の困りごとをどんな風に解決してあげますか?困りごとの原因をじっくり聞いて、そこからいろんな解決策を考えて、その人にぴったり合う方法を導き出して!それをビジネスとして成り立つように組み立てればOK!

あっとほーむカレッジでは、こんな風に事業内容を見つけて、ビジネスとして成り立つ仕組みづくりをそれぞれに合わせて一緒に考えていきます。

 

 

起業に必要なのは、誰かの困りごとに気付くこと。その解決策を事業化することです。

さぁ、あなたの家族やお友達、あなた自身の困りごとを解決することからはじめよう!