お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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新年度を迎えて

新年度を迎えて

2015年4月1日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

4月1日、本日から新年度です。進級進学のこの時期から夏休み明けまで、あっとほーむでは特に子どもたちの精神的なケアを心がています。「もうお姉さんだから」「お兄ちゃんでしょ」と、周りからのプレッシャーや自分自身もちょっとお兄さんお姉さんになった誇りを胸に、いろんなことにトライして、成功と失敗を繰り返し成長していきます。体の変化、心の変化でうまくコントロールできなくなるから、私たちはいつもよりも甘えてもいい、わがままでもいいという接し方を心がけています。今年はみんなどんな成長を見せてくれるかな?

 

さて、振り返ると3月までの年度は、今までの活動の評価をしていただけた年でした。メディアやセミナー登壇、浜銀総研ビジネスウーマンアワード大賞受賞横浜市男女共同参画貢献表彰・推進賞受賞など、対外的に評価してくださったことに思いがけないご褒美をもらった気分です。

 

しかし私が一番うれしかったのは、子どもたちからの評価です。

先日、子育て支援起業講座の受講生が実習に来て、ちょうど遊びに来ていた高校生になる女の子も含めて、子どもたちにインタビューする時間を取りました。高校生は他の学童保育所に通い、あっとほーむには夜来ていたんですが、あっとほーむはどういうところ?という質問に「なんかうまく言えないんだけど・・・」と言いながら、小学生男子の「小栗さんは家族みたいなもんだよ」の言葉に反応し、「そうそう!」と目を輝かせて教えてくれました。家族と同じようにいろんなことに一緒に喜んで、叱ってくれる存在だと。良い保育園に恵まれ、学童保育も楽しかったけど、あっとほーむは何かが違うんだよね、家族みたいだからだと言ってくれました。

 

また、もう中学生になるからと急に「8年間お世話になりました」(保育園の時から来ていたから8年間)と、子どもミーティングでお礼の言葉をいう6年生男子たち。「たくさん叱ってくれて、時には外に出されたけど、おかげで少しはまともな人間になったと思います。おぐりさんのおかげです」と照れながらも最後まで真剣に言ってくれました。ほんとにたくさん叱ったよ。毎日わざわざ私の近くにきておふざけしていたんだもの。

でも、叱ってくれてありがとうという言葉や、家族みたいなもんだよという言葉がとてもとても嬉しくて、この子たちの人生に関わらせてもらえたことに感謝しかありません。

 

パパママが自分に愛情いっぱいかけて育ててくれた。その延長線上にあっとほーむがあり、ここで家族のように過ごしたお友達や大人がいて、それが大きくなっても他とはちょっと違うって思ってくれている。そんなステキなことを感じてくれていてほんとにうれしいな。

 

あっとほーむに来ている働くパパママは本当にステキな人たちばかりで、その子どもたちはみんなすごくかわいい。毎日おふざけしている男子たちも、ポロポロ泣いている姿も、ケンカして怒っている姿も、そしてみんなで大笑いしている姿も。新年度も、あっとほーむに来る子どもたちと家族のような関係になれることを目指して毎日を楽しく過ごしていきたいと思います。

 桜