お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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子どもの思春期どうしよう?

子どもの思春期どうしよう?

2019年4月5日

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こんにちは。
働く女性プロデューサー
認定NPO法人あっとほーむの小栗ショウコです。

今日は横浜市の公立小学校入学式。
あっとほーむの新1年生が、
ドキドキして参加している様子が想像できます(^^)

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【子どもの思春期、どうしよう?】

思春期の子どもに対して、どうにもならない状態になる前に、
ほんのちょっとだけ親が意識すれば変えられること第二弾。
夜間保育・学童保育を20年、そして思春期セミナーの講師経験もある私から、
思春期の子ども、困っちゃう・・・とお悩みの方、
思春期になる前に何か出来ることあるかな?とお考えの方に向けてのメッセージです。

 

前回は、1)承認することを書きましたので、今回はこちら。
2)居場所を作ってあげること

 

小学校入学前は、不安がいっぱいだったパパママも、
いざ入学してみると、小さな課題はあったにせよ、
意外に大丈夫だったと感じる人が多いようです。
心配だったけど、一人で学校に行く事もできるし、
お友達もできたし、勉強もなんとかついていけている。

 

そんな風に2年生3年生と子どもが成長していくと、
親の心配は、安心確保から教育へと移行して行きます。

 

働く親の場合は、
小学校+学童保育から、
小学校+塾へと移行するということです。

 

小4の壁と言って、4年生になると学童に行きたくないとか、
そもそも4年生以上は受け入れてもらえなくなると心配する人もいますが、
実際は、子どもより前に親の気持ちが移行しているように感じます。

 

習い事や塾へは一人で行って一人で帰れるでしょと思うようになるし
親の帰りまで1~2時間だったら一人で家で待ってもらうようになる。
そうすると、学童にお迎えに行かなくていいし、塾送迎だってしなくていいからすごくラク!!!
すると子どもも学童よりも家がいいと言うようになります。
だって家で一人でゴロゴロしたり、ゲームしたり、
自由にお菓子を食べる時間があることを知ってしまったら、
家のほうがいいと思ってしまうのは当然です。
そんな様子を見て、「ほーら、やっぱり4年生近くになると学童へ行きたくないと言うよね」
と親が確信してしまう。
これが実態です。

 

これは子どもの精神的な発達よりも親のほうが先走っている状態。
どんなに一人で行動出来ても、小学校3年生4年生5年生ってまだまだ子ども。
一人で家で待てると自分で言ってやってみても、
一人で行ける、帰れる!と言ってみても、寂しさや不安を感じます。

 

 

そういう事例の一つとして、
あっとほーむではこんなことがありました。
小学校4年生になって、あっとほーむに来る回数が減った子。
学校から家に帰って塾の支度をして電車で一駅先の塾へ行く。
お父さんお母さんは働いているので家には誰もいません。
出来ますよ。4年生だから。でも、そのうち様子に変化が出てきました。
ほんの少しの変化をママに伝えたら、家でもいつも違う!と気付いて、
子どもとじっくり話をする時間を持ちました。
その結果、誰もいない家に帰るのではなく、学校からあっとほーむへ来て、
おやつを食べて塾の支度をしてその足で塾へ行くようにしました。
時間にしたらほんの1時間程度のことだけど、この子にとっては
あっとほーむがおうちの次に必要な居場所だったんです。
お父さんお母さんがお仕事で近くにいなくても、
誰かが自分のことを見てくれているという安心感が欲しかったんです。

 

 

また、親が仕事をしてるしていないに関わらず、
どんどん親と一緒にいる時間から親以外の友達や大人と一緒にいる時間へと
シフトして行くのもこの時期。
親としては寂しいですよね。
これまでいつも一緒にいたし、何かあったら頼ってくることも
大変さを感じつつも親としての喜びも感じていたはずだから。
でもね、
そこはぐっとこらえて、少しずつ家族以外の人との時間も増やしましょう。
お友達や地域のお兄さんお姉さん、大人とつながる場所に行かせてあげて。
家にいて一人でゲームをしているばかりの子どもは大人になってもそのままです!!

 

 

だから今のうちに、子どもが安心できる居場所を作ってあげましょう。
親がいなくても自分一人でも行ける場所であり、
子どもの良さや出来ている事や可能性を見つけて認めてくれる人がいるところ。
そういう人がいるところを居場所というのです。

 

実家でも親戚でも、学童保育所でも塾でも習い事でも、
子ども自身が「行きたい」と言うならば行かせましょう。

 

パパママとの関係性もあるし、経済的事情もあるので、何もかも行かせる事は出来ませんが、
そんな時は、パパママが決めるのではなく子どもに決めてもらいましょう。
学童保育、塾、習い事の2つ3つを出して、予算内で行くところを自分で決めてもらうんです。
お金がないから行くのはダメと親が勝手に決めてしまうと、
子どもは「どうせ親は自分の言う事を聞いてくれない」
「自分のためにお金は出してくれない」と思い込み、それが思春期で親への反抗につながります。
だから、自分で選んだ感覚を持たせることが大切なんです。

 

家以外の居場所の重要性は、子どもが小さいうちだと思っている人が多いですが、
実は子どもが大きくなってからでもいける居場所が重要だということを
思春期セミナーでも毎年お伝えしてきました。

 

どうにもならない課題を持ってからそこに気付くのはちょっと遅い。
だからそうなる前に今出来ることをしましょう。
それが1)承認することと、2)居場所を作ってあげることです。

 

居場所とは、目に見える場所ではなく、自分を承認してくれる人がいる関係性です。
家での居場所はパパママがもう作っています。
子どもにとってはそこが一番大切で、いつでも帰れる安心できる居場所があるから自立できるのです。
これからもっと自立へと進んでいく子どものために、
家以外にも、子どもが信頼できる友達、ちょっと年上の人、地域の大人と良い関係を作れる居場所を作ってあげましょう。

 

学童保育所でも、塾でも習い事でも地域の子ども会でもいい。
あなたの大切な子どもを、同じように大切に思ってくれる人と
ずっとずっとつながっていけるようにしてあげる。

 

家族以外の人とつながる場所、安心できる居場所を作ってあげる。
これは親にしか出来ないとってもとっても重要なミッションなのです。

 

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