こんにちは、小栗ショウコです。
2022年10月1日、あっとほーむは創業24周年を迎えました。
子どもたちがあっとほーむの誕生日だから「何かやりたい!」と言うので、
全く予定していなかったんですが24周年イベントを開催することにしました。
当日の様子はこちらから。
これね、わずか1か月前に決めたことなんですが、子どもの実行委員と会議と準備を重ねて当日を迎えました。
あれもやりたいこれもやりたいと自分のやりたい事、楽しそうな事をたくさん出してくれていたんですが、
それはさ、自分たちが楽しいことだよね、あっとほーむの24周年って何のためにやるのかってことをみんなが話し合いました。
そしたら、「あっとほーむをお祝いするため」「来てくれた人に楽しんでもらうため」という言葉が出てきたのです。
その目的に賛同した子たちが実行委員として会議や準備をして当日に至りました。
これは、起業したいという大人にも言える事ですが、起業の始まりって「何かしたい」という自分の想いです。
今の仕事に疑問を感じる、お金が欲しい、自分の思い通りの仕事がしたい、人の役に立ちたいなど、理由は様々ですがすべては自分のニーズです。
でもそれだけじゃ事業は続きません。
お金があって場所があって人もいるなら誰でも起業は出来るけど、続かない。
大きな赤字を抱えて倒産するだけです。
子どもたちのイベントも大人の起業も、
「何かやりたい!」という自分のニーズと、こういうものがほしい、こういうところがほしい、こういう企画がほしいというお金を払ってくれるいわゆる顧客と言われる人たちのニーズが合致しないと続きません。
あっとほーむの24周年イベントは、子どもたちの「何かやりたい!」から始めましたが、あっとほーむをお祝いしたい、その日そこで楽しみたいという人たちのニーズが合致したから成功しました。多くの方が気になるこの日の「お金」どうしたの?という疑問は、あっとほーむカレッジでお伝えしています。
お金はね、あとからついてくるものではないので、顧客を広げないとあつまらないのです。
でもね、お金よりも大切なのは、あなた自身の「やりたい!」だけでなく、その商品やサービスを欲しい人、応援したいと思っている人のニーズをちゃんと把握してカタチにすることです。
出来ない事は出来る人に聞いたりサポートしてもらえばいいし、わからないことは聞けばいい。至らない点があれば最初からそう言っておけばいいんです。
あっとほーむの子どもたちが24周年イベントを成功させたように、私たち大人もやりたいことは実現させなくちゃね。
認定NPO法人あっとほーむ
代表理事 小栗ショウコ