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子どもの自殺が過去最高 私たちに出来ることは?

子どもの自殺が過去最高 私たちに出来ることは?

2025年10月26日

認定NPO法人あっとほーむの小栗ショウコです。

 

今月、小学生から高校生までの自殺者数が過去最高と報道がありました。

これはその少し前、今年の1月29日時点のチャートです。文部科学省のサイトから引用しています。

 

年齢別にみると、10歳までの子どもは不慮の事故による死亡が最も多く、子どもが飛び出したりして車や自転車に接触してしまい死亡事故につながっています。

でも、10歳から14歳(小学校高学年から中学生)は、不慮の事故に次いで自殺による死亡が多く、高校生から30代半ばまでは自殺が1位、それ以降はいわゆるがんや病気による死亡が増えますが、なんと70歳になるまで自殺が5位までに入っているのです。

 

私がこの状況を知ったのは今から20年ほど前。応急手当のインストラクター講習を受けた時です。

子どもでも大人でも自殺までするのは相当なことだけど、誰にでも起こりえる状況だと私は思います。

 

そんな時、そこまで追い詰められないタイミングで、相談できる人がいれば・・・。

多くの人がそう思い、相談できる場所はいっぱいできてきました。

子どもが相談できる場所、電話、メール、LINE相談は、国や県、市でも多くあり、そこで命が救われる機会も多くあります。

が、そこで相談を受ける人達から実態を伺うと、肝心なところで踏み込めない制度上のもどかしさに歯がゆい思いをしている人も少なくありません。

顔も見えず名前も知らない人に相談することで安心して相談できる子もいるでしょうが、親以外に日ごろから子どもを見守り小さな心の変化を察知して実際に手を差し伸べる人がいたら最悪な事態は食い止められると思いませんか?

 

私たちあっとほーむは創業以来27年で、

学校に行く気持ちはあるけど勇気が出ないと言う小中学生の登校に付き添ったり、

学校はイヤだけどあっとほーむには行きたいと言う子には送迎したり時間外に受け入れたり、

高校生や大学になって思い悩んで相談して来た場合にも対応したりと、

保育や学童保育の枠にとどまらず、ここには書ききれない支援をしてきました。

残念ながらこれらの支援に行政からの補助金は下りません。皆様からのご寄付があるから出来たことで今も複数の子の支援が出来ています。

 

 

でもね、多くの人が気持ちがあるけどどうすればいいのかわからないし、仕事として関わっていても雇用契約や労働基準法などが関係して手を出せないもどかしさを感じています。

 

だから私たち一人一人が今日から出来る日本の自殺者を減らす方法を教えます。

 

1)すれ違う子どもに優しい笑顔を向けること。

大人でも死因第1位なことを考えると、自分にもすれ違う大人にも優しい笑顔と言葉をかけると尚よし。

 

2)すでにある活動や団体に寄付したり参加したりすること。

社会格差がある子どもやいわゆるかわいそうな子どもの活動だけに目を向けるのではなく、元気に過ごしている子どもたちにも日ごろからの寄付や支援が必要だということも忘れずに。

 

3)それでも支援が足りないと思ったら、自分で活動を立ちあげたり起業して社会のために活動しよう!

 

 

そんなことしても自殺者は減らない?

それはね、行動しない人の言葉。

 

やってみようよ。まずは優しい笑顔を向けることから。

 

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