お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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あっとほーむの日々の様子

大切な遊び

2023年1月24日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

小学校1-3年生までの子がよくやる「かくれんぼ」。

この年齢のかくれんぼは見つからないように隠れるのではなく、見つけられる喜びを味わうものです。だからすぐ見つかって大喜び♪を繰り返します。

かくれんぼでいつまでたっても見つけてもらえない寂しさや、見つけてもらえず独りぼっちになった辛さはあっとほーむにはありません。だって隠れるところはほとんどない狭いあっとほーむだから、絶対に見つけてもらえるし、うまく隠れたらみんなが褒めてくれる。小さい時にお父さんお母さんとかくれんぼして見つけてもらった喜びを、今度は親ではなく友達とやることで信頼できる仲間であることを認識していきます。こうして小学校低学年の頃に信頼できる仲間を見つけられると、思春期になっても心強い味方になってくれます。だって信じる事が出来ているから。

 

かくれんぼなんて幼い遊びだなって思うかもしれないけど、幼い遊びは相手との信頼関係を築く大切な遊びです。

かくれんぼも、鬼ごっこも、人形を使ったごっこ遊びでも、子どもたちの笑い声が聞こえているあっとほーむです。

 

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食べたかったんだ!

2023年1月23日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

こども食堂の知名度が上がってきましたが、あっとほーむではもう24年前から子どもたちに夕食を提供しています。

保育の一環なのでこども食堂とはまた違いますが、保育園や幼稚園又は学童保育所などは19時とか20時までなので、それではお迎えが間に合わないという共働き家庭の子どもたちがあっとほーむで夜ご飯を食べています。

20年ほど前は毎日10-15人程度が利用していましたが、働き方改革も浸透して来て、子どもがいる人は仕事を切り上げて早く帰れるようになってきました。だけどコロナ禍で注目されたエッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちにとって、保育園や小学校が休園休校になってしまうと働きに行く事は出来ません。

医療関係者が子どもの預け先がなくて出勤できず、診察できない!なんてこともコロナ禍ではありましたよね。夜間の子どもの居場所がなければ、皆さんや皆さんの大切な家族がいざ病院に行っても、先生や看護師さんが「保育園に間に合わないから処置出来ない!」なんてことになりかねません。あっとほーむでは開業当初から医療や福祉、公務員など市民のために働く親の子どもを対象にお迎え付き夜間保育をしてきましたし、今も半数が医療をはじめとしたエッセンシャルワーカーの皆さんです。

 

そんなあっとほーむの今週月曜日の夕食は筑前煮!

前日に相葉マナブというテレビ番組で筑前煮の作り方を紹介していて、それを見た子が「筑前煮食べたかったんだー!」と、笑顔でおかわりしていました。

実家が近くにあればおじいちゃんおばあちゃん又は親せきのおじちゃんおばちゃんが担ってくれるかもしれないこんな夕食の光景は、近くに頼れる親族がいない家庭にとってはあっとほーむがその代わりです。

血がつながっている親族に預けるのは良くて、血のつながりはないけど働くパパママや子どもに愛情と責任をもって預かる私たちがダメなんてことはないのです。これが社会で子どもを育てるということです。

 

夜間保育でも、ファミリーサポートでも、こども食堂でも、様々な事情を持った家庭の子どもが立ち寄れる場所がたくさんあればいいですよね。

 

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人に教える事で学びが深くなる

2023年1月21日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

人に教える事で学びが深くなるのは、大人の皆さんは体験済の事と思います。

調べてみたら、「教えることは二度学ぶこと」とフランス哲学者シューベールが言っているそうです。

なるほど、そうですよね。

 

ということで、あっとほーむではそういう光景をよく目にします。異年齢の子たちが集まる場なので、良いことも悪い事も大きい子たちが教えていき、新しい遊びが出来るようになります。家庭では自分が王様の子どもであっても、あっとほーむではそうはいかない。自分だけが優遇されることもないので、悔しい思いや悲しい思いをすることもあります。その中でルールや相手の気持ち、距離感を掴み、どうするのが自分らしいのかを学んでいくのです。私たちはそのフォローをしていると日々感じます。

 

さて、そんなあっとほーむの日々の中にはパソコンを学ぶ時間があって、2年生以上は先生に教えてもらいますが、1年生は2年生以上の子たちが教えてくれます。

1年生にキーボードの文字や指使いを押してくれる2年生たちと、それを見守る3年生。

タイピングをして、マイクラというアプリを体験するちょっとした時間ですが、パソコンの取り扱い方、アルコールで消毒する方法、しまい方まで丁寧に指導してくれます。それはね、2年生たちが日ごろ先生から教えてもらっている事で、自分たちがすごく頑張って出来るようになったこと。それを1年生に教えています。

 

パソコン教室はプログラミングのアプリを使うので、遊んでいるように見えるし面白そうだし、男子たちが食いつく要素満載です。でもその前に、パソコンの取り扱い方からタイピングをしっかりクリアする必要があるのです。楽しい事をやるために、ちょっと難しい課題もチャレンジする。1年生にとってはそれも学びで、2年生にとってはそれをわかりやすく教えることが学びです。

教えてもらった事は次の世代へ引き継いていき、それが自分の学をさらに深めるという循環は、日頃の遊びでもパソコン教室でもおやつ教室でもやっているあっとほーむ。子どもも大人もね、「そんなことも出来ないの?」「オレ出来るし―」って自慢するのも全然OKだけど、出来る人が出来ない人に教えることで、社会は発展していくのです。

 

使っているパソコンは、地域の企業様や個人の支援者様から頂いたもの。子どもたちに学びに役立っています!ありがとうございます。

以上、あっとほーむのパソコン教教室のお話でした。

 

子どもたちの様子とは別に、私自身が子どもたちに教えたり大人の進路相談や起業支援をしている理由は私のコラムで書きますね。

 

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音楽って世界共通のもの

2023年1月17日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

あっとほーむでは創業翌年から保育中にピアノレッスンが出来るようにしています。

創業当時に来ていた子が、ピアノレッスンをする時に個人宅へ送迎していたんですが、一人一人送迎するのではなく、あっとほーむでピアノレッスンが出来たらみんな助かるじゃん!と思ったんですよね。

ピアノの先生を募集したら、ずっと大手ピアノ教室の先生をしていて、障害児施設などへもボランティアで行ってるという心優しい先生が来てくださったんです。もう24年も同じ先生が来てくださっています。

 

最初は保育園児ばかりで、私が持っていた電子ピアノを使っていましたが、ピアノを譲ってくださる方と都筑区の社会福祉協議からの助成金を活用してアップライトピアノを購入して今に至ります。

 

そんなピアノレッスン、今月は年に一度の発表会に向けて仕上げの時です。

先生が声楽もプロなので、歌い方も教えてくれます。

伴走に合わせてキレイな声を出すレッスン中。

 

こちらは楽譜に音符を入れる練習です。

 

プロを目指すのではなく、ちょっと自信になって、日々の生活で音楽を楽しみ、将来言葉が通じなくても音楽を通してたくさんの人とコミュニケーションが出来るようになるといいなーと思います。

英語を学んでも英語圏の人にしか通じないけど、音楽って世界共通のものだからね。

 

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1日違い

2023年1月15日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

毎月1回、お誕生日会をしているあっとほーむ。

なんと誕生日が1日違いの2人!

8歳になった彼らは、小学校は違うけど、あっとほーむでいつも一緒に遊んでいます。

主役になる子たちはみんなに「ハッピーバースデイ」を歌ってもらい、嬉し恥ずかし状態。今月はこの二人がそんな状態で、誕生日のサングラスを付けてルンルンでした。

お祝いしてもらうって、自己肯定感をすごーーーく上げる大切なポイント。誕生日にみんなにお祝いしてもらう、ハッピーバースデイを歌って、拍手してもらって、スタッフの手書きイラスト付きのバースデイ寄せ書きをもらって、手作りケーキをみんなでいただきます。

これから成長していく彼らに、たくさんの喜びと幸せがありますように。

 

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