お迎え付き夜間保育・学童保育の認定NPO法人あっとほーむ≪横浜市都筑区・港北ニュータウン≫

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あっとほーむの日々の様子

進学を見据えた勉強会始まります!

2021年12月7日

こんにちは、お迎え付き夜間保育&横浜市都筑区承認学童保育の認定NPO法人あっとほーむの武田です。

 

 

今月からあっとほーむでは、休日の時間を活用して中学高校大学進学を見据えた子どもたちに、勉強のコツや取り組み方を伝えていく勉強会がスタートしました!

 

第一回は12月一週目の日曜日に開催し、小学4年生~中学2年生の5名の子どもたちが参加してくれました!

 

先生は、大学の時からあっとほーむにボランティアに来てくれていたすいちゃん。

子どもたちにとってはたくさん遊んでもらった親しみのある姉さんです^^

 

そんなすいちゃんから、勉強のモチベーションを保つためにも『何のために勉強をするのか』を考えて目標を立てることや、勉強だけではなく『自分が好きなことを楽しめる時間』を日々のタイムスケジュールに入れることを教えてもらいました。

 

 

 

 

勉強のことを考えると、やらなくてはいけないことがたくさんあって、それだけで嫌になってしまったり、これからどんな風に勉強をしていけば良いのか漠然とした不安があったという子どもたちも、勉強だけではなく『自分の好きなことも勉強も両方楽しむ』というすいちゃんの教えに気持ちが前向きになれた様子でした。

 

その後は、実際に目標と計画を紙に書き込む作業に取り組みました。

 

 

 

 

自分で目標を設定し、今からできること、やるべきことを書いていきます。

中にはそれを日々のタイムスケジュールにまで落とし込んだ子もいました。

 

プレッシャーに感じていた勉強も、目標や計画を『自分で書く』ことで頭の中が整理され、これから何をどのようにしていくのか見通しがついたことで気持ちが楽になり、少し自信もついた子どもたち!

これからはそれぞれが計画を行動に移していきます。

 

 

目標を達成するために計画を立てて日々実行する力は、大人になっても必要な力です。

まずは大人に見守られながら、そしてゆくゆくは自分の力でできるように、あっとほーむはたくさん練習できる場です。

 

勉強会は今後も定期的に開催しながら日々の保育でも子どもたちをサポートしていきます!

 

 

 

 

学ぶことは、真似ること

2021年12月2日

こんにちは、お迎え付き夜間保育&

横浜市都筑区承認学童保育の

認定NPO法人あっとほーむの川田です。

 

 

先日のレゴ芸術コンテストの大人部門に

ご投票いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

と~ってもうれしい!!という気持ちが、

表彰式の写真からも伝わってきます(^^)

 

 

 

嬉し恥ずかしい1年生(^^)

 

 

 

作品を作っている時、こんなエピソードがありました。

 

 

5年生Rくんが完成させた大作を見て、

とってもカッコイイ作品だったので

1年生の子がマネをして似たような作品を作りました。

 

その作品を見たRくん、

「マネされたんだけど~!」とやや不満げ。

私は、「マネされたってことは、

それくらいスゴイってことだよ!自慢できること!」

とRくんに伝えました。

 

その後、再び他の作品もマネされた時に

同じようなセリフを私に言ってきました。

「この前も言ったけど、」と私が言い終える前に、

「マネされるほどスゴイってことでしょ~?」

とニヤニヤしながら言ったRくん(^^)

 

すると後日、2年生のHくんがマネされた時に

「マネされるほどスゴイんだよね!!」

と私に言ってきました。

 

Hくん、それまでは「マネしないで!!」

と相手に対して怒っていましたが、

今回はとても嬉しそうな表情でした(^^)

 

 

Rくんは大人の言葉を拾い、

Hくんは憧れの年上の子の言葉を拾い、

それを自分のものにしていました。

 

だれかに言われたから、ではなく、

なるほど!そうか!たしかに!

だからそう考えようと、自分で思ったからこそ、

気持ちを前向きに変えられました。

 

 

特になにかを作る時に経験が浅い場合、

周りの様子を見ながら、

時にはマネしながら作業すると思います。

 

でも、自分の作品をマネされるとイヤな気持ちになる。

だから、マネしてきた相手に対して怒ってしまう。

 

よく見られる場面ではありますが、

考えを変えると、気持ちを切り替えられる

ということを今回、子どもたちは学びました。

 

 

これは、単に大人に教わったからではなく、

あっとほーむが少人数保育であるからできた学びです。

 

年上の子は、

年下の子のお手本となれるように振る舞い、

年下の子は、

そんな年上の子に憧れてマネをする。

 

きょうだいのように地域の子どもたちが一緒に過ごす

あっとほーむならではの光景の一つです!

 

 


私が保育学科で勉強をしていた時、

先生が「学ぶことは、真似ること」

と仰っていたことを思い出しました。

 

本当にその通りだな~と改めて思った

今回のエピソードでした!!

 

こども六法

2021年11月16日

こんにちは、小栗ショウコです。

 

こども六法という本をご存じですか?

2019年に出版された本で、子ども向けの法律の本です。

あっとほーむでは発売されてすぐに購入して本棚に入れておきました。

でもね、みんなを見ていると子どもが一人で最後まで読み切るのはちょっと難しいようです。

 

 

先日スタッフの川田さんが書いてくれたように、あっとほーむでは日頃の遊びでも、みんなの気持ちを考えて行動できる機会を作っていますし、スタッフの武田さんが書いてくれたように特別イベントでもみんなが声をかけあい挑戦できるようにしていますが、その時のルールを理解する事も大切です。外遊びのルールも、最近みんながはまっている人生ゲームのルールも、解釈が違うとケンカの原因に。

 

そこで、先週から1日1ページ、みんなにこの本の読み聞かせを始めました。

一つ一つの遊びのルールも大切だけど、もっと基本的な事は日本のルールだから。

絵が描いてあって子ども向けにかみ砕いて書いてあるけど、

内容は法律の文言そのままなので結構難しい。

なのにみんな真剣に聞き入っていて、毎日質問が飛び交います。

 

 

こういう質問って、30人くらいいる学校では恥ずかしくて声が出なかったり、

声の大きい子ばかりが質問したりするから、

人見知りで、恥ずかしがりやでおとなしい子はなかなか質問出来ないんですよね。

でもあっとほーむなら質問できるのは、ここが安心できる場だから。

 

変な事言って笑われないかな?

馬鹿にされないかな?

と先生やお友達の反応が気になってしまう子にとっては、

あっとほーむではそんなことがない安心感があるし、

本当は質問したいけど自分からは手を上げられない子には

あなたはどう?ってちゃんと質問出来る機会を与えてもらえるし、

その場で聞けなくても後で本を読み返したり、スタッフに質問できる環境があります。

 

 

みんなの前で自分の意見をはっきり言える子が理想的!と思いがちだけど、

私だって安心できる場じゃなければ発言出来ないタイプ。

そしてきっと多くの大人も同じなはず。

 

みんなの前で自分の意見をはっきり言える子じゃなくても、

自分らしく生きる事が出来ればそれでいい。

 

あっとほーむで過ごすのは人生の土台が出来る貴重な時期だから。

学校でも家でも塾や習い事でも出来ないことを経験してほしいと考えています。

こども六法の読み聞かせはその一つです。

 

 

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認定NPO法人あっとほーむ代表理事

小栗ショウコ

 

1998年からお迎え付き夜間保育を開始、その後NPO法人格を取得し横浜市承認学童保育も併設。
一軒屋で少人数の保育を行う事で、実家のような安心できる居場所作りにこだわっている。
2008年からは事業のスキルとノウハウを伝えるあっとほーむカレッジを開設。
長年培ってきた事業スキルとノウハウを惜しみなく提供し、卒業生は全国で夜間保育や学童保育、地域の居場所や親子カフェなど自分らしい事業を立ち上げている。
また、行政からの委託で異業種のメンターも引き受け、シェアリングエコノミー事業者や研修事業者等へのアドバイスも実施。

神奈川県子ども子育て支援奨励賞、
横浜市男女共同参画推進賞、
内閣府特命担当大臣賞、
浜銀総研ビジネスウーマンアワード初代大賞受賞。

TVや新聞、雑誌の取材多数。

共著「誰も教えてくれたなかったほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド」を出版。

日経DUALでも定期的にアドバイザーとして掲載され、行政や企業、大学での登壇実績も多く、多くの受講生から好評を得ている。
コーチングやアサーション、NLPなどのコミュニケーショントレーニング、ISD個性心理学を学び、
働く女性、働きたい女性に自分らしい生きかた・働き方をアドバイスしている。

横浜市都筑区主催の小1の壁セミナー講師他、企業や団体に対して仕事と子育て両立セミナー講師、
思春期セミナー講師、高校や大学での講義を受託している。

 

 

★何かしたい、だけど何をすればいいのかわからないという方は大人の進路相談へ。

https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?ecd=72029005023111

★あっとほーむのようなところを立ち上げたいという方はあっとほーむカレッジへ。

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アウトドア体験!!

2021年11月14日

こんにちは、お迎え付き夜間保育&横浜市都筑区承認学童保育の認定NPO法人あっとほーむの武田です。

 

 

11月13日土曜日に人数限定で小田原フォレストアドベンチャーへ行ってきました!

この日は良い天気で、フォレストアドベンチャー初体験の子もドキドキワクワクしながら準備体操♪

 

 

 

 

 

命綱であるハーネスを装着し講習を受けたら実際に回るコースへ移動します♪

 

 

 

 

 

準備万端!

 

木々が生い茂る中大自然を感じながら、登ったり、渡ったり、滑り降りたり!!

 

 

 

 

日常では経験できないかなり高〜い場所からの景色!一歩足を踏み出すのに大人でも勇気がいる場所もありましたが、慣れている経験者の子はどんどん進みます♪

 

 

 

 

 

 

 

そんな仲間の姿に、初めての子たちも『みんなが行けたから自分も行ける!』と勇気をもらって果敢にチャレンジ、途中で止まることもなくみんなでコースをやり遂げることができました。

 

 

その後はお隣の公園でも遊んで♪

 

 

 

 

最後はお決まりアイスを食べて帰りました^^

緊張と興奮の糸がプツンと切れたように、帰りの車ではぐっすり。大満足な1日だったね♪

 

 

 

 

 

大自然の中ハラハラドキドキを味わうことができたフォレストアドベンチャー。

 

勇気が必要な場面で優しく声をかけて背中を押してくれた仲間や大人がいたこと、

その中で勇気を出してやり遂げた経験は、その子にとって大きな自信となったと思います^^

 

これから様々なことに挑戦していく子どもたちの人生、勇気が必要な時こそ子どもたちが自分の力を発揮することができるよう、あっとほーむでは信頼と安心を土台に子どもたちが色んなことにチャレンジできる機会を作っていきます!

 

 

みんなで楽しく遊ぶために

2021年11月11日

こんにちは、お迎え付き夜間保育&横浜市都筑区承認学童保育の認定NPO法人あっとほーむの川田です。

 

 

あっとほーむの夕方は、小学生の保護者がお迎えに来たり保育園の子やたまに中学生が来たりなど賑やかな時間ですが、夕方までは1年生から6年生までの子たちの時間です。

学校からあっとほーむに帰ってきたら、宿題をしておやつを食べて、それぞれ思い思いに好きなことをして過ごします。

 

体を動かすことが好きな子、体力があり余っている子たちは外遊びへ。

今あっとほーむで流行っている外遊びは、ドッジボールのようにフリスビーを投げて当てる遊びで、細かいルールは子どもたちと一緒に考えて決めます。

 

 

 

 

 

 

ルールを決めていても、負けるのが嫌でルールを守らない子もいます。

そんな時は「ズルしないで!!」と他の子が怒ることもよくあり、

そうやって責められるともっと頑なになって「うるさい!!」と言い返してケンカになることも。

 

特に1年生は悔しくて泣いてしまったり、

当てられたのに「あたってない!!」と感情的になったりなどの反応をしがちなので、

その様子を見て2・3年生はイライラしてついつい強い口調で

「そんなこというならやめればいい!!」と怒ることも多くあります。

 

そのような場面では、「”みんなで楽しく遊ぶ”ためにルールを守るよ」と

声を掛けて全員でもう一度遊びのルールを確認し、

「負けて悔しいからそう言ったんだと思うよ」と

感情的になっている子の気持ちを代弁し、

「気持ちが落ち着いたらまた入ってきてね」と

泣いたり怒ったりしている子に声を掛け、

“みんなで楽しく遊ぶ”ことを目標に日々子どもたちのやり取りを見守っています。

 

 

 

 

 

 

大人が「ルールを守らないとダメ」

「人を傷つけるようなことを言うのはダメ」と

言えば低学年の頃までは大人の話を聞くことができるので、

その場ではなんとなく解決したように思えますが、

子どもが自分で考えて自分から行動できるようになるには大人の話を聞かせるだけでは難しいです。

 

先日は、負け惜しみでズルをしていた子に対して感情的に怒っていた子へ

「言い方変えてね」と声を掛ければ、

「〇〇しないで!」ではなく「〇〇して!」と

どうしてほしいかを伝えることができたので、

ケンカには至らず遊び続けることができました。

 

もちろん、いつも上手くコミュニケーションが取れるわけではありません。

それでも、”みんなで楽しく遊ぶ”ことを目指して、日々子どもたちは経験を積み重ねています。

 

昨日、1年生の時には悔しくてズルをしていた2年生の子が

今は負けても気持ちを切り替えて泣かずに遊ぶことができていた様子を、

4年生の子たちが「成長したんだね~」と言いながら見ていました(^^)

 

 

なんのためにルールを守るの?

どうしてズルをするの?

ルールを守ってもらうには?

遊びの時間であっても、子どもたちが大人になる時に必要な考える力が培われる場面が多くあります。

 

 


子どもの頃にたくさんの友達と遊び、見守れる大人と関わるって本当に大切なことだな~と感じたエピソードです。

 

外遊びの時間は、単に外で遊ぶだけの時間ではありません。

あっとほーむを卒業した子が訪れて、小栗さんとこんな話をしていたことがあります。

中学生になったSちゃん、合唱をしているという話をしていて、

「僕たちはいつも答えのあるものばかり教わってきて、仲直りのしかたや、傷ついた友の励まし方を教わってない」という歌詞があると。

でもあっとほーむで過ごした自分たちは仲直りの仕方も、傷ついた友達の励まし方もちゃんと経験してきたと。

 

そういうこと、今あっとほーむに来ている小学生も同じように経験中です。

中学生のSちゃんも、小学生の時は泣いたり笑ったり怒ったりしながら、

みんなと仲良く遊ぶために自分で考え、みんなで話し合って成長してきました。

 

学校でもおうちでも出来ない、

これこそ地域の子どもたちが集まるあっとほーむならではの経験です。